常駐型フリーランスは、クライアント企業内で仕事をするのが一般的です。依頼の内容は企業によって様々なため、幅広く柔軟な対応が出来るフリーランスは、仕事を選ぶ選択肢も広がります。

クライアントの企業から求められるITスキルのうち、案件が多いものは「java」や「php」がかなりの数に上ります。一方で、「Ruby」「Android Java」といった言語もクライアントのニーズが高く、報酬単価も高めに設定される場合が多いです。案件数自体は少なめですが、比較的新しい言語、例えば「Swift」「Python」などは、マスターしている人の数も少なめなので、希少性の高いスキルとして注目されています。

経験についても、クライアントが求めるお仕事に対して、重視される内容は変わってきます。スキルにかかわらず、多くの経験工程をこなせる人が、報酬も高めになる傾向にあります。例えば、運営保守しかやってこなかった人と、要件定義や基本設計にも携わってきた人を比べた場合、どちらの人材を選ぶかは、推して知るべしといったところです。

また、専門的なスキルや経験以外にも求められる経験や知識というものもあります。例えば、コミュニケーション力や案件の契約経験などです。一般的な社会人としての知識や経験は、クライアントとしても持っていてほしいと思うものです。加えて、法律的な知識や会計的な知識を求める企業もあります。コンピューターだけの仕事にとどまらず、多方面で活躍できるスキルを持っていることも重要です。